ブログ

監査対応における課題と「アーカイブオプション for 監査」で実現する監査対応の新基準

作成者: kozutumi-media|Feb 17, 2026 9:24:20 AM

ファイル転送プラットフォーム『Kozutumi』は、新機能「アーカイブオプション for 監査」を正式リリースいたしました。本機能は、ビジネスにおけるファイル授受の「証跡管理」を劇的に効率化するオプションです。

■これまでの監査対応における課題

これまでのファイル転送サービスは、あくまで「送るための道具」であり、送った後の「証明するための道具」としては不十分な側面がありました。Kozutumiが多くの企業と向き合う中で見えてきたのは、監査対応の現場における深刻な「空白」です。

 「1ヶ月で消える」という仕様の壁

多くのサービスでは、ストレージ容量の都合上、送信から一定期間(多くは数週間〜1ヶ月程度)が経過するとファイル実体が自動削除されます。

しかし、監査や内部調査が必要になるのは、多くの場合「数ヶ月から数年後」です。いざ過去の案件を調べようとしても、「記録(ログ)はあるが、ファイル自体はサーバーから消えている」ため、正当性を証明できないという事態が常態化していました。

 「送信者が消せてしまう」というリスク

これまでのサービスは、利便性の裏返しとして、送信者自身が履歴を削除できる仕様が一般的でした。しかし、これでは万が一の不正や誤送信が発生した際、「自ら証拠を隠滅できる」隙を与えてしまいます。組織を守るための「証拠保全」としては、あまりに心もとない状態でした。

私たちは、こうした「いざという時に証拠が残っていない」「後から追跡できない」という不安を解消することこそが、これからの監査対応における「新基準」になると考えました。

■ 記録が残っていないこと自体が、監査上のリスクになる

監査の現場で問われるのは、単に「安全に管理されているか」だけではありません。「送受信の証跡が明確に残っているか」「必要なデータをすぐに提出できるか」が極めて重要です。

実際、ファイルが削除されてしまっていると、監査対象期間中の証憑を提出できず、追加説明や代替資料の作成が必要になります。その結果、監査対応の工数が増大するだけでなく、企業としての信頼リスクにまで発展しかねません。

この現実を受け止め、Kozutumiでは従来の思想を見直しました。特に上場企業や上場準備企業のお客様からは、「ファイルを消すのではなく、監査に耐えうる形でアーカイブしたい」という強い要望をいただいてきました。

そこで、もともと一部の大企業向けに限定提供していたアーカイブ機能を再設計し、このたび「監査対応の新基準」として正式にリリースするに至りました。

アーカイブオプション for 監査とは

これまで、ファイルの送受信履歴(ログ)の管理は可能でしたが、本オプションにより「実際にやり取りされたファイルそのもの」を最大10年間自動保存することが可能になります。

3つの解決ポイント

  1. 紛失リスク :Kozutumiで送受信するだけで紛失リスクから解放されます。
  2. セキュリティリスク :ISMS/ISMSクラウドセキュリティ認証済みで安心安全に長期保管
  3. 検索性リスク :管理画面上でいつでも簡単に確認とダウンロード可能。

監査対応スキームにおける比較

Kozutumiは、自動保管・証跡管理・即時検索・保管期間の明確化を一体で提供します。
メール添付や汎用ストレージでは対応しきれない、監査要件に最適化された設計が特長です。

ご利用料金

ご利用プランやユーザー数により変動いたします。お気軽にお問い合わせください。

自社開発だからこそ提供できる「柔軟性」と「信頼」

本機能を含めKozutumiは自社で設計・実装を行っています。

他社サービスの中には、OEMや外部サービス連携によってアーカイブ機能を提供しているケースも少なくありません。

Kozutumiでは、自社で制御できるからこその強みがあります。
柔軟な対応力: セキュリティポリシーや複雑な監査要件に対し、柔軟な対応が可能です。
迅速な機能改善: 「こういう監査要件に対応したい」というお客様の声を直接受け取り、機能として形にするスピード感を大切にしています。

「こういう監査要件に対応したい」「この運用に合う機能が欲しい」「ここの画面設計を改善してほしい」そうした声を直接受け取り、機能として形にできることも、Kozutumiの大きな価値です。

■ファイル転送は「送った後」が問われる時代へ

ファイル転送はもはや「送れれば終わり」ではなくなりました。

「どう記録し、どう守り、どう説明できるか。」

送った後の説明責任(アカウンタビリティ)が問われる時代において、Kozutumiは『アーカイブオプション for 監査』を通じて、企業の信頼を支える新しいファイル転送の基準を提供してまいります。